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基礎知識のリアル

2015/07/24

美容師の「アシスタント」「スタイリスト」「マネージャー」の違いは?

みなさんがいつも行っている美容院やヘアサロンには、「アシスタント」「スタイリスト」「マネージャー」といった肩書きを持った方がいることを知っていますか? 中にはジュニアスタイリストやトップスタイリスト、チーフ、マネージャー、ディレクターといった細かな役職がある店舗もありますが、基本的に美容室は「アシスタント」「スタイリスト」「マネージャー」の分業制になっています。

美容師の肩書きについては、「知らなかった!」という方もいれば「ずっと気になってた!」という方もいると思います。今回の「資格?就職?美容のリアル教えます」では、そんなよく分からない美容師の肩書きについてお話しします!

 

どの人がスタイリストで、どの人がアシスタント?

美容師A「こんにちは!今日はどんなヘアスタイルをお考えですか?」

あなた「全体的に少し短くしたくて・・・、あとはカラーをお願いします」

美容師A「カラーはどんなイメージですか?(中略)では、まずは髪をお流ししますね」

美容師B「こちらにどうぞ。(中略)ではシャンプーしますね。お湯加減はいかがですか?」

あなた「あ、大丈夫でーす」

美容師B「はい、ではカットに移りたいと思います。こちらに移動して少々お待ちください」

美容師A「まずはカットしていきますね。○○さん!カラーの準備お願い」

美容師A「じゃあ、カラーを塗っていきますね」

美容院やヘアサロンではこんなやり取りをしているかと思いますが、ここで出てくる美容師Aはスタイリスト、美容師Bがアシスタントです。美容室によってはスタイリストがすべて担当するケースや、あるスタイリストが別のスタイリストをサポートするケースもありますが、基本的には以下のように定められています。

〇アシスタント
カット、カラー、パーマなどの技術が一人前の水準に達しておらず、スタイリストの指示のもとで業務をサポートする美容師
〇スタイリスト
カット、カラー、パーマなどのすべての施術に対応でき、お客さまを最初から最後まで一人で担当できる美容師

 

〇アシスタントの仕事

美容師免許を取って美容院やヘアサロンに就職したら、まずは「アシスタント」からスタート。アシスタント期間は人やお店によってまちまちですが、2年から5年程度が一般的なようです。また、アシスタントが複数いる大きな店舗やサロンではアシスタントリーダーがいたり、特定のスタイリスト(売れっ子の美容師)と仕事をする専属アシスタントがいたりすることもあります。

アシスタントのおもな仕事は、カット、カラー、パーマなどの補助業務やシャンプー、マッサージなど。お店によってはヘッドスパなどのサービスにも一人で対応するところが多いようです。仕事の合間や閉店後にはカットやパーマなどの練習をしながら、スタイリスト昇格を目指します。

〇スタイリストの仕事

ジュニアスタイリスト、トップスタイリスト、チーフ、マネージャー、ディレクターといった役職の方は、すべて「スタイリスト」です。ブローの技術、カットの技術、カラーの技術、パーマの技術などのレベルが上がり、お客さまが取れるようになったら昇格していくと考えていいでしょう。

なお、スタイリストのランクはそれぞれの美容室が独自の基準に応じて定めたもの。技術レベルを明確に定めたものではなく、お店によってスキルには差があるので、その点は注意しておいたほうがよさそうですね!

 

マネージャーとは?

美容院やヘアサロンにおける「マネージャー」は、簡単に言うと店舗の運営やスタッフの人材育成、人員計画、労務管理、商品管理、売上管理などを総合的に任されたスタッフのことです。

厳密には美容師・理容師などの資格がなくてもなれますが、人材育成やスキルアップを主導する立場であることから、スタイリストとしての知識・技術を持っているスタッフがマネージャーになるケースが多いです。美容師・理容師からスタートして店長・マネージャーになり、そこで実務経験を積んでから独立したり、エリアマネージャーなどにステップアップしたりする方もいます。

 

勉強の時期がものすごく大事!

資生堂学園にも、スタイリストを志す学生がたくさんいます。専門学校時代もアシスタント時代も「一に勉強、二に勉強」ですが、この勉強の時期がものすごく大事なんですよね。アシスタント時代の経験が生きていると話すトップスタイリストの方も多くいます。練習が好きな人ばかりではありませんが、だからこそ「スタイリストとしてお客さまに認められたい!幸せになってもらいたい」という気持ちが大切なんだと思います。このコラムを読んでくださっている方の中から、一流のスタイリストが出てきてくれるとうれしいですね!